やりたい事が見つからない現代の若者達へ その2
こんにちは!
『カイベンBlog』のカイベンです!
本日は前回の続きとして、
『やりたい事が見つからない現代の若者達へ』 その2を綴っていきます。
前回は、『なりたい状態を想像する』そしてなんでもいいから、100個書き出して、抽象度と解像度を上げていく
というところで終わりました。
今回実践して頂くのは、『キャラを設定する』という事。
なぜキャラを設定するの?と思う方もいるかと思います。
それは、『一番なりたい状態に近づく為に、一番効率的なキャラは何か?』を考えた方が楽だからです。
そうして日常の行動から変化をさせていくのです。
その行動変化には、実は3つの層があると言われています。
・結果の変化
・プロセスの変化
・アイデンティティの変化
多くの人が、何か習慣を作りたい時にやりがちなのは、
頑張って実行して、結果を出す
↓
上手くいったら『自分はこういう人間だ』と認識する
この順番を取ると、仮に上手くいかず、結果が出なかった時に、
いい結果はすぐに出ない、難しいし時間がかかると感じ挫折してしまい、結局習慣にならない訳です。
では、上記の行動変化の三つの層通りに動くとどうなるか??
自分はこういうキャラクターだと認識する
↓
そのキャラがやりそうなプロセスを実行する
↓
結果が出る
この順番が最適なのです。
例として、健康の為に禁酒をしたいという方がいるとします。
その場合、皆さんであればどうしますか?
きっと『禁酒をする』だろう
ただこれでは、なかなか続きません。
なので『禁酒をする』という行動を辞めましょう。
どういうことかと言うと、
『禁酒をする』のではなく、『自分はお酒を飲まない人』なんだと認識しましょう。
そしてお酒を飲まない人のプロセスと言うと
飲み会の席でも、『あ、自分お酒飲めないんです。』と断りそうですし、
コンビニのお酒コーナー等も素通りするでしょう。
自分のことをお酒を飲まない人と思っているだけで、行動が代わり、行動が変わることによって
結果も変わっていく訳です。
ということで、『自分のキャラクターを設定して、それにより行動(プロセス)を変えていこう』
ということです
さてキャラクター設定の大切さが分かったところで、いよいよキャラ作りをしていこう。
キャラ作りと言われると難しそうに聞こえるかもしれませんが、
キャラクターを説明する方程式が存在するそうだ。
それは
キャラクター=求めるもの+動き+障害+選択
となるようです。
簡単に説明をしていこう。
『求めるもの』
これはキャラクターがしたいと思っていること。
したいことに大きいも小さいも関係ありません。
例えば『ビールを飲みたい』でも良いです。
『動き』
これは『求めるもの』だけでは、キャラクターは成り立たず、努力や行動が必要になってくるということ。
先程の『ビールを飲みたい』で言うと、座ったままではビールは手に入らないですよね?
『障害』
これは今自分がいる場所と、求めるものとの間にあるもの。
ライバルや乗り越えなければいけない壁などですね。
これも先程の『ビールを飲みたい』で例えるならば、『普通に冷蔵庫まで歩いて飲めたら』そこで物語は終わります。
そうではなく、『コンビニまで歩いてビールを買いに行った先で、コンビニ強盗が入り、自分も事件に巻き込まれてしまう。
なんとか早く事件を解決して、自宅でビールを飲みたい』これぐらいにしないと、面白くないのです。
『選択』
これは、例えば障害にぶつかった時、諦めるか?工夫するのか?別のルートを取るのか?打ち破れるか?などです。
上記の例だと、『強盗から逃げるか?』『強盗をやっつけるのか?『説き伏せて自首させるのか?など様々なパターンが出てきます。
キャラクターが何を選ぶかによって、今後のストーリーも変わっていくのです。
これらをそのまま人生に置き換えていくのです。
ここからはよりキャラの解像度を高めていきます。
キャラの求めるものから、キャラの原型を作り出します。
なりたい状態を眺めながら、ざっくりとイメージし、それを体現している『実在の人物』を想像します。
例えば、『お金に縛られず自由に生きている人』であれば、実際にそうしている人物を当て込んでいく。
そして次はその人がどう言う性質を持っているかを、ひたすら書き出す。
『親切で余裕があって』などとにかく沢山出す。
これらを集約しキャラを作成してくのです。
ここからは、そのキャラを実際に動かしていくステージに入っていく。
その前にです。
キャラを動かす上で、行動を決めなければなりません。
自分の選定したキャラが、しそうな行動を書いて、実践していきましょう。
例えば
・朝起きたら、そのキャラは何をするか?
ゴロゴロしないで、すぐに起きて活動をする。
・電車になる時は何をしているか?
将来役に立ちそうな本を読む。Podcastなどで耳からインプットする。
上記のように、それぞれのシーンでイメージしてそれを実践していく。
『人は、人の内面を行動を見て判断する』
『自分は他人が見ているのと同じように、自分の行動を見て、自分の内面がこうだと認識する』
こうすると行動を変えることで、自分というキャラを変える事ができる。
『自分とは何か?』と考えるよりも、なりたいキャラを考え、
そのキャラがしそうなことをリストアップし、ひたすら行動していく方が、いきいきと自分の行きたいような
人生を楽しめるだろう。
次回→その3キャラ環境を整える